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エッジAIソリューション on Intel DevCloud For The Edge

2021/11/10

お客様の開発時間とコストを削減するために、アドバンテックはインテルと提携し、クラウド環境でアドバンテックのエッジAIプラットフォームを使用する際のAIワークロードを評価し、パイロットすることを可能にする「エッジAIソリューション on Intel® DevCloud」を提供しています。お客様は、インテルのOpenVINO™ツールキットを使用して独自のモデルをテストできるほか、モデルをすぐに稼動できるようプリロードされたサンプルを使用することもできます。

Intel® DevCloud For The Edge

Intel® DevCloud for the Edge」を用いれば、クラウド環境でホストされている様々なインテルのハードウェア(CPU/GPU/FPGA/VPU)上でアプリケーションを実行させることができ、開発者はインテル OpenVINO™ ツールキット等のモデルのパフォーマンスをテストすることができます。

DevCloudには、Jupyter* Notebookのチュートリアルとサンプルが含まれており、すぐに使い始めるために必要なものがあらかじめ用意されています。これには、事前学習済みモデル、サンプルデータ、インテル OpenVINO™ ツールキットの実行コード、ディープラーニング用のツールが含まれています。これらのディープラーニング・アプリケーションの実装方法を習得するために設計されたノートブックを活用することで、魅力的で高性能なソリューションを実現できます。

「Intel® DevCloud for the Edge」の使い方
STEP 1 : Intel® DevCloud for the Edge」の「Get Started」をクリックしてアカウントを登録。

STEP 2 : 開発
  • Jupyter * Notebookで提供されているリファレンスサンプルからコードを編集。
  • OpenVINO™を使用してコードを段階的に学習および実行し、事前学習済みモデルをダウンロード。
  • モデルオプティマイザーを使用してモデルを準備。
  • 事前に録画されたビデオまたはライブストリームのパスを設定。
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STEP 3 : ジョブの送信
  • エッジアクセラレータとして使用できるアドバンテックのエッジAIソリューション(CPU、GPU、VPU、FPGA)を選択。
  • アプリケーションをジョブキューに送信して、特定のエッジコンピューティングノード、または同時に実行されている複数のエッジコンピューティングノードで推論を実行。
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STEP 4 : 結果
Jupyter * Notebookで推論結果を表示。 
アドバンテックのエッジAIソリューション

アドバンテックは、お客様がAIの導入を迅速に開始し、AIの可能性を最大限に発揮できるように、ハードウェアとソフトウェアを統合したソリューションを提供しています。このソリューションは、ハードウェアのAIエンジン、推論コンピューティングプラットフォーム、AI機能を備えたソフトウェア(Edge AI Suite)を含んでおり、アドバンテックの信頼性を組み合わせたもので、ロボット工学、AGV、欠陥検査、医用画像、交通監視など、さまざまな業界にわたるディープラーニングを可能にします。 

また、自社のエッジAI製品を使用して、ディープラーニング推論を迅速に実現できるように、AIアプリ開発ソフトウエア「Edge AI Suite」を提供しています。「Edge AI Suite」には、 インテル OpenVINO™ツールキットが統合されており、ディープラーニング用のモデルオプティマイザー、推論エンジン、事前学習済みモデル、使いやすいグラフィカルユーザーインターフェイスを備えています。

製品シリーズ

エッジAI

アクセラレーションモジュール

m.2、mini PCIe、PCIex4などのさまざまなフォームファクタの低電力AIアクセラレーションモジュール「VEGAシリーズ」をご用意。既存のシステムに簡単に統合でき、エッジでのコンピュータビジョンとディープラーニングの推論を加速します。 

エッジAI

推論システム

欠陥検査、医用画像、路傍監視アプリケーションなどでディープラーニング推論を可能にする強力な組込みPC「AIRシリーズ」を提供しています。

Edge AI Suite

エッジデバイスでのディープラーニング推論を加速できるようにアドバンテックは「Edge AI Suite」を開発しました。インテル OpenVINO™ツールキットと統合された「EdgeAI Suite」は、ディープラーニング用のモデルオプティマイザー、推論エンジン、事前学習済みみモデル、ユーザーフレンドリーなGUIツールキットを提供します。お客様は、Pythonベースのツールを使用して、事前学習済みモデルをすばやくインポートし、エッジデバイスにデプロイできます。アドバンテックは他にも、学習やデモ用途、または深層学習ソフトウェアの開発に使用できる100以上の事前学習済みモデルも提供しています。

OpenVINO
ツールキット
  • ・推論性能の向上
  • ・CPU / VPU / GPU全体での推論実行
事前学習済みモデル
 
  • ・100以上の事前学習済みモデル
  • ・迅速な物体検知 (YOLOv3)
デプロイメント
ウィザード
  • ・クイックスタートチュートリアル
  • ・多様な深層学習フレームワークをサポート
リアルタイム監視
 
  • ・プラットフォーム(CPU / VPU / GPU)の使用率とメモリの監視
  • ・CPU/VPU/GPU の温度状態
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