PoEとは何か?どんなことが出来る技術?
2022/11/04
「PoE」という言葉をご存じでしょうか?「言葉だけは聞いたことがある」「最近、監視カメラや照明に使われているらしい」という方もいらっしゃると思います。
PoEとは、「Power Over Ethernet」の略で、電力とデータを1 本のイーサネットケーブルでパワーデバイスへ伝送する技術です。PoE を使用すれば、ネットワークのケーブル接続だけで済み、電源ケーブルを省略でき省配線可が実現できます。
PoE を使用しない場合 |
PoE を使用した場合 |
電源用、データ伝送用それぞれにケーブルが必要 | 1 本のケーブルで2 つの機能:電力+データを一緒に伝送 |
ケーブルコストが割高に | ケーブルコストを低減 |
配置スペースが必要 | 省スペース |
デバイス側のI/O スペースが必要 | 他ポートにI/O スペースを解放 |
PoEのデバイスの種類
・PSE=Power Sourcing Equipment(電源装置)
PSE(Power sourcing equipment:電源装置)はPoE を供給する側です。電力とデータをPD に供給します。
・PD=Powered Device(受電機器)
PD(Powered Device:受電機器)はPoE を受信する側です。PSE から電力とデータを受け取ります。
PoEの規格
PoEにはいくつかの標準規格があります。規格によっては、最大90Wの大容量の電源を出力する事が可能です。
アドバンテックでは、PoE機器をPSE・PD共に様々に取り揃えております。「PoE製品全般が知りたい」、「具体的な使用場面(アプリケーション)を知りたい」という方は、是非こちらのカタログをダウンロードしてみてください!