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インテル第11世代Tiger Lake 性能検証 / Basler社カメラ4台を楽々接続

2021/10/26

 

近年、人工知能、いわゆるAIが普及したことにより、画像を活用したソリューション事例が増加しています。例えば、AIを用いた人物認証や工場での不良品の判別など。この背景には、年々深刻化している労働人口の減少からくる、人材不足に関係があるのではと思います。このことは各産業界における共通の悩みであり、それゆえに、まさに今、各産業界で画像を活用したソリューションが注目を浴びているのではないでしょうか。

 

この対応として、各部品メーカ様は、お客様の悩みを解決するために、いろいろな製品を市場にリリースしています。ただし、各メーカ様の製品単体では、お客様の課題を解決することはできなく、各メーカ様の製品それぞれを組み合わせて、はじめて、お客様の悩みを解決するソリューションが実現できるものだと思います。例えば、物流・倉庫業における人材不足を解消するためのソリューションとして期待されているAMR、いわゆる自律走行搬送ロボットなど。AMRは、自ら判断して行動する必要があるため、リアルタイムで障害情報などを取得し、その情報に基づいて瞬時に判断・実行する必要があります。


高性能なAMRを実現するためには、目の役割としての「高性能カメラ」、脳の役割としての処理能力の高い「コンピュータ」が必要となりますが、各々の性能のバランスが重要な要素となります。

 

分かりやすく言いますと、高性能なカメラを用いて、高解像度、かつ高フレームの画像を取得できたとしても、コンピュータ側でその情報を処理する能力がなければ、高性能カメラは宝の持ち腐れとなり、お客様の悩みを解決するソリューションは実現できないと思います。

そこで今回、お客様がこのようなAMRを開発されることを想定しまして、カメラとシングルボードコンピュータの動作検証を実施いたしましたので、みなさまとその情報を共有したいと思います。

 

 

4台のカメラ接続 シングルボードコンピュータ MIO-5375(インテル 第11世代CPU搭載)

 

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