ARK-1220F DINレール対応エッジコンピュータ

2021/09/01

#プロダクト

0518_ARK-1220F-PR_1200x670_ja アドバンテックの超小型 BOX PCシリーズ（ARK-1000 ）の最新モデル「ARK-1220F」は、 DINレール対応ファンレスエッジコンピュータで、絶縁型I/Oを搭載し、多様な産業アプリケーションに対応します。Intel Atom® E3940 QCプロセッサを搭載し、DINレールマウント時にもフロント側からアクセス可能なI/Oポートを特長としています。このコンパクトなハードウェアとソフトウェアの統合ソリューションは、マシン・オートメーションや、設置スペースの限られたキャビネット内部、屋外設備などの用途に最適なソリューションとなります。

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DeviceOn/iEdge がIoT接続・見える化を加速

「ARK-1220F」は、設備機器やセンサ、PLC等との連携、IoT接続・見える化を加速する「DeviceOn/iEdge」が同梱されています。
この「DeviceOn/iEdge」はModbus、OPC-UA、ODBC を含めた標準的な通信プロトコルをサポートし、さまざまな機器データの統合が可能です。このアプリを活用することで、機器のステータス管理、リアクション・ルールエンジン、データ可視化のためのダッシュボード（UI）、異常・イベント時の通知機能を通じて、リアルタイムでの機器応答と予知・予防保全を実現します。

また、「Windows 10 IoT Enterprise」下でセキュリティチップ「 Trusted Platform Module （TPM）2.0」とBitLockerを動作できるほか、「WISE-DeviceOn」に統合された McAfee と Acronis を用いてセキュリティを確保します。これらの機能を組み合わせることで、「ARK-1220F」はさまざまな産業アプリケーションへ適応し、コンパクトで安心・安全なソリューションを提供します。

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「DeviceOn/iEdge」の活用事例はこちら

コンパクトで堅牢なデザイン

「 ARK-1220F」はコンパクト設計（60 x 158 x 114 mm）で、防水規格「IP40」規格に対応し、堅牢なエッジコンピュータです。耐震･耐衝のメカニカルデザインが特徴で、DC12 ～ 28 Vの電源入力に対応し、幅広い温度範囲（-30 ～ 60 °C）での動作をサポートしており、不安定な電力供給などの過酷な環境にも対応します。さらに、デュアルチャンネルのメモリソケットを使用して最大8GBのDDR3L 1866 MHz（SO-DIMM）を搭載できます。

フロントパネルには、絶縁型LAN×2、絶縁型COM×2、USB 3.0×4、HDMI×1、VGAポート×1など、豊富なI/Oポートを搭載しており、I/O、コンパクトなフォームファクタ、先進的な耐久性が組み合わさり、スペースに制限がある環境においても卓越した性能を発揮します。

ARK-1220F

あらゆる環境下において安定した動作を実現

「ARK-1220F」は最大2.5KVの絶縁保護、絶縁型COM、LANを備えています。また、「IEC 61000」や「EN 61000-6-2」認証（工業環境におけるイミュニティレベル）、「EN 55022」認証（電磁干渉への高い耐久性）、「EN 61000-6-4」認証（産業環境における排出基準）に準拠しており、安定した動作、高電圧を防ぐ絶縁処理を必要とするような、省スペースで過酷な産業アプリケーションに最適な製品です。