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Intel Elkhart Lakeプロセッサ搭載のMini-ITXマザーボード、AIMB-218を発表

2020/11/16

AIMB-218_1260x709_6.Advantech(本社 台湾)とアドバンテックテクノロジーズ(福岡県直方市 旧オムロン直方)は、Intel Elkhart Lake Atom® x6000シリーズ、Pentium®・Celeron® N/Jシリーズのプロセッサを搭載した産業用途の薄型ファンレスMini-ITXマザーボード「AIMB-218」を発表しました。

 

「AIMB-218」は、10 nmテクノロジー(TDP:6〜12 W)の低消費電力で、最大4コアのCPUをサポートし(ターボブースト利用時の最大周波数3.0 GHz)、前世代に比べCPU性能が50%向上しています。また、第11世代の内蔵グラフィックス(GPU:最大850 MHz)を搭載しており、グラフィックス処理性能が2倍向上しています。

 

スマートキオスク端末、デジタルサイネージ、産業用制御装置、医療デバイスなど、高解像度のグラフィクス処理や省エネを要するエッジ環境でのアプリケーションに最適で、広範囲な動作温度対応(-20〜70°C)により、半屋外の産業アプリケーションにも対応します。

 

主なアプリケーション
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キオスク
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医療画像
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オートメーション
「Intel Elkhart Lake Atom® x6000 & Pentium & Celeron N/Jシリーズ」搭載のボードラインナップの詳細はこちら
Intel® UHD Graphics & UFS 2.0で高解像度(UHD)のビデオ再生を実現

「AIMB-218」は、最大32 EU(execution unit)のIntel® UHD Graphicsを搭載し、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4、LVDS、eDPなどの豊富なディスプレイインターフェースに対応しており、3台の独立ディスプレイで60fsp/4K解像度のプログレッシブスキャン(順次走査)が可能です。

 

さらに、IBECC対応(メモリーバスのECC処理機能)のDDR4(最大32GB / 3200MHz)、UFS 2.0 (32〜256GB)など、高速メモリ・ストレージや次世代型グラフィクス、高度なデータ転送能力を有し、SATA IIIの2倍(1200MB /秒)の転送速度を提供できるため、組込み市場のディスプレイ制御アプリケーションにおいて、高解像度のビデオ転送と低遅延を実現します。

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コンパクト設計で豊富なI/Oと高性能を発揮

「AIMB-218」は、実用的なスモールフォームファクター設計(高さ21 mm)で、デュアルGbE LANポート、3x USB 3.2 Gen2、5x USB 2.0、1x SATAIIIなどの豊富なI/O接続が可能です。 さらに、6x 高速COM (1Mbps) (COM1: 5~12V出力、COM2: RS-232 / 422/ 485自動フロー制御付き)をサポートしており、ネットワーク上のデータ同期をより正確に行い、レイテンシーを削減します。

 

また、AI性能向上のための1x PCIe Gen.3や Wi-Fi・Bluetoothモジュール用の1xM.2(Eキー)、LTE・SATAモジュール用のSIMカードホルダー付き1x M.2(Bキー)など、効率的で拡張可能なネットワークやストレージ構成をサポートしています。 こうした拡張機能は全てマザーボードの上部に配置されているため、簡単にモジュール拡張することができます。

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背面
AIMB-218主な機能
「AIMB-218」
  • Intel Elkhart Lake Atom® x6000、Pentium®・Celeron® N/Jシリーズのプロセッサ搭載
  • IBECC*対応のデュアルチャネル DDR4-3200 260ピン SODIMM搭載 (最大32GB)
  • HDMI 1.4b、DisplayPort1.2、LVDS(またはeDP)による3台同時ディスプレイ表示
  • DX12、OpenGL 4.5、ハードウェアのデコード/エンコードをサポートするIntel ®Gf x11:265 / HEVC
  • 1x PCIex1、2x M.2 (SIMカードホルダー付きE / Bキー) 、8ビットGPIO、オプションの32〜256G UFS、3x USB 3.2 Gen. 2、5x USB 2.0、1x SATA III、6x COMポート
  • TPM2.0 (オンボード)、6Wデュアルチャネルで幅広い動作温度(0〜60 / -20〜70°C*)に対応
  • 64ビットOSに対応 — Windows 10、Yocto、Ubuntu、Android 10、Wind River VxWorks 7 (Intel OpenVino、組込みソフトウェアのWISE-DeviceOnを付属)

 

* ここでのIBECC(メモリーバスのECC処理機能)・拡張温度対応(-20〜70°C)は「AIMB-218Zモデル」でのみの対応。

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「AIMB-218」ヒートシンク取り付け事例

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