第13世代インテル®デスクトップ・プロセッサ搭載の組込み機器向けプラットフォーム
アドバンテックは、第13世代インテル® Core™、Pentium® Gold、Celeron®デスクトップ・プロセッサーを搭載したエッジコンピュータと組込みボードを発表しました。
これらのラインアップには、コンピューター オン モジュール「SOM-C350R」、産業用マザーボード「AIMB-588-B1」、「AIMB-278-B1」、4 インチ シングルボード コンピューター「MIO-4370R」、エッジ インテリジェンス システム「EPC-B5588」、組込みコンピューター「ARK-3533」、「ARK-3534」が含まれます。
今回発表のエッジコンピュータと組込みボードは、マシンビジョン、データ集約型のヘルスケア、高速テスト機器、ならびにファクトリーオートメーションやAIコンピューティングプラットフォームに高いコンピューティング性能を提供します。
卓越したパフォーマンスと革新的な技術
これらの組込みプラットフォームは、8個のパフォーマンス・コア(Pコア)と16個のエフィシェンシー・コア(Eコア)を単一のダイに組込んだインテル®パフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャを採用しています。また、最大24個のプロセッサーコアと32個のスレッドをサポートしています。さらに、これらのCPUは、DDR5メモリとPCIe Gen5を使用して優れたパフォーマンスと次世代コネクティビティを提供します。I/Oと高い演算能力の組み合わせにより、これらのソリューションは、飛躍的なパフォーマンス向上を必要とするアプリケーションに最適です。
高速な産業用I/Oがコンピューティングパフォーマンスを強化
これら一連のソリューションは、高い安定性を生み出し安定したデータ転送・アップロードをサポートするリアルタイム分析用のTSNに対応した2.5Gbitイーサネットを提供します。さらに、最大13個のUSBポートをサポートし、高い拡張性とワークロードの多様性を実現します。また、柔軟でスケーラブルなAIコンピューティング機能への要求に応え、複数のCOMやCANによる協調制御をサポートします。これらの組込みソリューションは、コンピューティング性能を向上させる多様な産業用I/O拡張オプションを提供します。
組込みデザインインサービスと24時間365日の管理
アドバンテックのエンベデッド・コア・デザインインサービスは、IoTソリューション開発者の技術的な要件に対応います。このサービスは、一連の組込みハードウェアとソフトウェアのアドオンサービスから構成されており、開発者がシステムを統合し、市場投入までの時間を短縮できるように設計されています。また、アドバンテックのWISE-DeviceOnソフトウェア(デバイスモニタリングと予知保全のためのインテリジェントネットワーキングソリューション)を使用することで、IoTデバイスに安定した動作と便利なリモートマネジメントを提供することができます。
SOM-C350R インテル® Core™ i9搭載COMモジュール Core™ i9、DDR5、PCIe Gen 5を搭載した初のCOMモジュール |
MIO-4370 拡張性と柔軟性に優れたAIコンピューティングプラットフォーム
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AIMB-278 B1 要求の厳しいアプリケーションに対応した設計
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AIMB-588 B1 次世代データインテンシブアプリケーション向け
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EPC-B5588 ビジョンAI向けのハイパフォーマンスエッジコンピュータ |
ARK-3533 ロボット制御向け向けハイパフォーマンスエッジコンピュータ |
ARK-3534 AOI検査向けハイパフォーマンスエッジコンピュータ |
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全製品ラインアップは、2023年第1四半期から第2四半期にかけて発売される予定です。製品およびサービスに関する詳細は、アドバンテックのセールス・サポート・チームにお問い合わせください。