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AIMB-288E / Alder Lake CPUとNVIDIA GPUを搭載

2022/08/23

アドバンテック株式会社は、第12世代Intel® Core™ (Alder Lake) i3-12100デスクトッププロセッサとNVIDIA RTX T1000 GPUを搭載した産業用Mini-ITXマザーボード「AIMB-288E」を発表しました。

 

このAIMB-288Eは、コンパクトかつスリムなフォームファクター要件を必要とする産業用のアプリケーションにおいて、特にGPUを活用したAI開発&導入に最適な選択肢として商品化されており、超薄型設計を採用しつつ、エッジ環境で卓越したコンピューティング性能と優れたグラフィクス性能を実現。最大3台の独立画面表示 (2x DisplayPort & 1x eDP、最大4K解像度)をサポートすることで、様々なアプリケーション場面でも高品質な映像を提供します。

 

更に、アドバンテックの厳格なモノづくりによって、サーマルソリューションの追求、IEC-60068-2への対応、 ノンストップ・長期安定稼働を実現しています。

パワフルなCPU&GPU
第12世代Intel® Core™ / NVIDIA® CUDA®
コアコンピューティング

アドバンテックのAIMB-288Eは、第12世代Intel® Core™ デスクトッププロセッサー、及び896のCUDAコアと4GB DDR6を搭載したNVIDIA RTX T1000 GPU (MXM)によって、単精度で2.5Tflopsを実現。(3Dmark Time SPY使用) ネイティブGPUグラフィクスソリューションと比較して、5.2倍の3Dグラフィクス性能を実現しました。こうしたパワフルな性能により、医療アプリケーションや各種装置、ロボット・AMRなどの産業用のシステムにおけるハイエンドな画像処理に対応することができます。

1.6 X

第12世代Intel® Core™ 性能

VS. 10th Gen i3-10300

5.2 X

3Dグラフィックス性能
VS. Intel® Xe 730 by 3Dmark Time SPY

1.8 X

帯域幅 DDR5
VS. DDR4

6.5 X

NVMe SSD I/O スループット
VS. SATA III

AIMB-288Eは、このNDIVIA GPUによって高度な画像処理を行える為、CPUはデータ処理にそのパフォーマンスを集中させることができます。 そのCPUには、第12世代Intel® Core™i3-12100E(クアッドコア、4.3GHzターボ)を採用しており、多くのアプリケーションにおいて迅速なデータ処理を行えます。更に、このCPUとDDR5 4800メモリーによって、第10世代Intel® Core™ i7プロセッサーと比較して、1.36倍の性能向上を達成しました。その結果、AIMB-288EではCPUとGPUの間のワークロードを統合して実行する事が可能となります。

 

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1Uシステムにも組込み可能な、オールインワン・マザーボード

AIMB-288Eは、CPU・GPU・メモリ・NVMe SSDにアドバンテック純正の専用冷却システム含め、わずか42mmの薄さを実現しています。これは同等の汎用マザーボードと比較して、およそ66%以上のスペースの節約を実現、1Uサイズのシステムにも組み込め、更に55℃の環境下でも100%のパフォーマンスを発揮することが可能です。

幅広いソフトウェアサポートで、エッジAI管理を強化

AIMB-288Eは、AIや機械学習の導入をさらに簡単にするため、OSではWindowsやLinux Ubuntuをサポートしています。4Gワイヤレス接続のためのM.2 B Key拡張や、システムのRAS・セキュリティをリモートでもマネジメント可能な管理ソフトウェア「WISE-DeviceOn」を活用し、デバイス状態の監視、電源オン/オフのリアルタイム制御、トラブルシューティング、ソフトウェア/ファームウェアのアップグレードなどの管理も可能となります。

日本国内でもサンプル展示を開始

AIMB-288E及びIntel 第12世代 Alder Lake搭載ボード、NVIDIA対応製品ラインナップなどの組込み製品類は日本国内でも既にサンプルが公開されています。

 

9月14日に開催された展示会「デザイン・イン フォーラム 2022 東京」では、このAIMB-288Eなどの豊富な組込み製品や、100種類を超えるアドバンテックの2022〜2023年の最新の組込みPCやIoT デバイスの展示に加え、インテル社、Canonical社によるスペシャルゲスト・プレゼンテーションを実施しました。

インテル第12世代 Alder Lake搭載マザーボード AIMB-288E
デザイン・イン フォーラム東京で
展示されたAIMB-288E実機
展示会場
展示会場
第一技術本部 担当部長、インテル、伊藤 重彦
伊藤 重彦/ 第一技術本部 担当部長
インテル株式会社
リージョナルセールスマネージャ、Canonical Japan株式会社、柴田 憲吾
柴田 憲吾/ リージョナルセールスマネージャ
Canonical Japan 株式会社
AIMB-288Eの特徴

  • 第12世代Intel® Core™ (Alder Lake) i3-12100デスクトップ・プロセッサー搭載(4xコア、TDP 60W) 
  • NVIDIA® RTX® Embedded T1000 GPU搭載
  • 32GB DDR5 4800MHz SODIMM
  • 最大4K で3台の独立画面表示 (2x DisplayPort & 1x eDP)
  • 幅広い拡張I/O:2 Mキー、M.2 Bキー、4x USB 3.2 Gen 2、2x USB 3.2 Gen 1
  • 対応OS:Windows 10、Linux Ubuntu
  • リモートでのRASとセキュリティをマネジメント可能なWISE-DeviceOnをサポート

 

 

また、アドバンテックでは、NVIDIA搭載の「AIMB-288E」以外にも、産業用ボードとして一般的な機能・インターフェース・拡張性を備えた第 12 世代 Intel® Core™ 搭載Mini-ITXマザーボード「AIMB-278」もご用意しています。Alder Lake CPU搭載の産業用マザーボードをお求めの方はこちらもご検討ください。

 

 

AIMB-278

 

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