福岡県知事がアドバンテックの直方事業所・サービスセンターを訪問
2023年8月28日、アドバンテックは福岡県より服部誠太郎県知事、香原勝司県議会議長、直方市より大塚進弘市長、秋吉恭子副市長、田代文也市議会議長、山本栄司教育長をはじめとした視察訪問団を福岡県直方市に所在するアドバンテック直方事業所にてお迎えしました。
この訪問は、福岡県が進めている「知事といきいきトーク」企画の一環として、知事と県下で活躍する団体や企業との意見交換・視察を進めるもので、今回はAIやIoT技術を活用した産学官連携とDXの加速をキーワードとしてアドバンテックを選出、ご来社の栄を頂く事となりました。
今回紹介された産学官連携プロジェクト
1.暮らし |
① AIxIoT技術による地域内 中高生向けプログラミング教育 ② AIによる市内教育・医療エリアでのコロナ感染抑制対策 |
2.防災 |
① IoT防災プラットフォームによるDX ② 河川の樋門管理・制御IoTシステムによるDX |
3.産業 |
① 県内自動車産業を支える中小製造業のDX加速 ② 農業DX、県特産「あまおう」の付加価値を高めるIoT・ロボット活用 |
1. 農業のDX |
県産品の付加価値を高めることの重要性に加え、高齢化・後継者不足への対応として、IoTとロボット支援ソリューションを導入することが、福岡県内の農業従事者を支援する今後の重要な手段となるでしょう。 |
2. 中小企業のDX |
福岡県内にはトヨタや日産などの主要自動車メーカーの製造拠点があり、多くの関連中小企業が立地しています。自動車産業は、電動化や自動化など「CASE」と言われる100年に一度の変革期を迎えており、県内中小企業においてもIoTを積極的に活用し、これらの変化に対応していく必要があります。 |
3. IoT技術を活⽤した防災と公共インフラ |
大雨災害は全国的に激甚化しており、本県においても毎年のように浸水被害が発生しています。このような中、水門の管理にIoT技術を活用するなどの取り組みは大変有効と考えます。 |
4. 福岡から世界に、直⽅から全国に。 IoT技術による次世代⼈財の育成 |
アドバンテック直⽅事業所は、AI やIoT 技術を活⽤しデータを可視化する優れたショーケースがあります。また、グローバル企業として本社の所在する台湾や様々な国々との関係、直⽅市が進める次世代⼈財育成、アントレプレナーシップ教育、更には県内の九州⼤学、九州⼯業⼤学、福岡⼤学などの教育機関との継続性のある活気に満ちた共同実験など、この⽇本、福岡県で次代を担うグローバルなIoT⼈材を育成する重要な拠点、キャンパスとなることを期待します。 |
さいごに
今回の知事ご来社は、わたし達アドバンテックがビジョンとしている、「AIxIoT プラットフォームサービスを通じた社会課題の解決で豊かな未来を育む」を地域社会との共創により進めている事を共有いただく良い機会となりました。わたし達アドバンテックは、今後も地域社会、業界の様々なエコパートナーとの共創 (Co-Creation) を重視した企業活動を推進してまいります。
福岡県の服部誠太郎県知事(左から4番⽬)をはじめとする視察団が、アドバンテックの直⽅事業所・サービスセンターを訪問
■アドバンテック株式会社について
アドバンテックは、「Enabling an Intelligent Planet」をビジョンとし、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野で世界をリードしています。IoT、ビッグデータ、AIのトレンドを率先して取り入れ、産業用IoTプラットフォームであるWISE-PaaSを中核としたIoTハードウェアおよびソフトウェアソリューションを推進し、地域のビジネスパートナーとのエコシステムを共創しています。