TOPICSトピックス

  • ホーム>
  • トピックス>
  • アドバンテックがRE100に参加、2040年までに再生可能エネルギー100%への移行を発表

アドバンテックがRE100に参加、2040年までに再生可能エネルギー100%への移行を発表

2023/08/24

アドバンテックは、2023年6月28日、正式にRE100*メンバーに加わりました。この取り組みの中でアドバンテックは、自社の長期的な環境・社会・企業統治(ESG)のビジョンである「Intelligent Enabler of a Sustainable Planet(持続可能な地球のインテリジェントなイネーブラー)」を実現するために、2030年までにアドバンテック製品の主要生産拠点のエネルギー使用量の50%を再生可能エネルギーに転換し、2040年までには全ての拠点の電力をグリーンエネルギーに完全移行することを公約しました。

 

*RE100とは、企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブがあり、世界や日本の企業が参加しています。(環境省「環境省RE100の取組」より抜粋)

 

クライメイト・グループ(世界中の企業や政府の指導者と協力して気候変動に取り組む非営利団体)のエネルギー部門ディレクター、サム・キミンズ氏は次のように述べています。「アドバンテックがクライメイト・グループとCDPのパートナーシップで主導するRE100に参加したことを大変喜ばしく思います。2040年までに再生可能エネルギー100%への移行を公約することで、アドバンテックは自らの持続可能性の向上に向けて重要な一歩を踏み出しています。これにより、市場変革を推進する世界の400以上の主要企業が加わることになりました。新たな企業からの参画も更に推進してまいります。

 

これまでにもアドバンテックは、ネットゼロエネルギーへの移行を加速するための経営施策としてSBTiに自主的に参画し、2021年6月にSBTi認証を取得しました。さらに、2023年のESG委員会会議において、当社は2050年までにネットゼロの炭素排出を実現する目標を設定しました。気候変動とエネルギー管理への取り組みは、当社のESGアジェンダの重要な要素でもあります。当社は再生可能エネルギーへの投資、省エネルギー製品の研究開発、スマートかつ持続可能なソリリューションの開発に引き続き取り組むことを約束します。また当社は、エネルギー管理の核となるビジネスとともに持続可能な開発を推進することを目指しています。

 

【関連記事】

低炭素社会の実現に向け、SBTイニシアチブ認証を取得

 

 

アドバンテックは、2040年までに再生可能エネルギー100%という目標を達成する為に様々なアクションを実施しています。日々の経営・生産活動におけるエネルギー状態把握と管理・改善の積み重ねプロセスを実現するためのソリューションとして、自社による「インテリジェントエネルギー管理システム(iEMS)」の開発の推進、各拠点での実装を進めています。また、太陽光パネルの実装も並行して進めており、2022年にはイギリスのニューカッスルオフィスに太陽光発電パネルを設置。現在建設中のアドバンテックの新しい米国本社には年間発電量が912,000kWhと推定される太陽光発電発電機が設置されます。

 

【関連記事】

【アーカイブ配信】エネルギー・炭素排出/ 企業による取組みとマネジメントの課題

 

 

2021年には当社は10MWの太陽光発電所への投資を開始し、2024年から台湾の運営拠点に電力を供給する予定です。また、中国のアドバンテック昆山 製造拠点は、2023年以降、グリーンパワー調達計画を実施することでRE100の目標達成に向けて徐々に取り組んでいきます。

 

私たちアドバンテックは、2023年で創業40周年を迎えるにあたって、エコパートナーとの共創と自らのテクノロジーと知恵、知能を発揮し、持続性のある未来と社会環境を形づくり、ネットゼロの排出を実現することに全力を注いで参ります。

 

【関連記事】

グリーンエナジーソリューションガイド 2023

 

お問い合わせはこちら ▶︎

関連情報