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エッジAI推論アクセレレーションモジュール「VEGA-340」

2020/06/13

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「VEGA-340」はPCle x4フォームファクタに4x または8x Intel® MovidiusTM X VPUを搭載し、AI推論用のアドオン(新機能追加)が可能です。画像処理、コンピュータビジョン、ディープラーニングに最適化されたハードウェアアクセレレータにより、マシンビジョン、医療用画像診断、映像監視などのAIベースのビジョンアプリケーションに最適です。

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VEGA-340

 

高電力効率のエッジAI推論アクセラレーション

 

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「VEGA-340」は8x VPUを搭載し、1x  VPUの前モデル「VEGA-320」比で8倍のパフォーマンスを提供します。またオブジェクト検出アプリケーションにおいて、8x Intel® MovidiusTM MyriadTM X VPUにより、「MobileNet SSDモデル」をIntel® CoreTM i3プロセッサと比較して約6倍の効率で実行可能です。「VEGA-340」はAdvantechの組込みボードやシステムのみならず既存の機器と容易に統合、AI推論を実行できるため、優れた電力効率とCPU/GPUリソースによりアプリケーションの拡張性を広げることができます。

 

 

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エッジAIシステム開発用「Edge AI Suite」を提供

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Advantechの「VEGA-340」付属の「Edge AI Suite」には「Intel® OpenVINOTMツールキット」が統合され、使いやすいグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)でエッジデバイス上のAI推論を可能にします。

Intel OpenVINO™  ツールキット

高性能なコンピューター・ビジョンとディープラーニングの開発作業を高速化し、ビジョン・アプリケーションへの組み込みを実現します。

Intel 製品概要公式ページ

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AI推論の実行には付属の学習済モデル、または自身で独自にトレーニングしたモデルを使用することができます。GUIではエッジデバイス上のAI推論に加え、GUIダッシュボードで機器のステータス監視も可能です。「Edge AI Suite」の最新バージョンは「Intel® OpenVINOTMツールキット R3.1」を統合し、新規追加の学習済みモデルによりCPU/VPU双方の混合実行で、負荷を最適化する「YOLOv3のオブジェクト検出」のアクセラレーションが可能となります。

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詳しくはこちら

OpenVINO™ ツールキット

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・OpenVINO R3.1とのインテグレーション

・推論性能の向上
・作業負荷を最適化するため CPU / VPU / GPU上

での異機種環境の実行をサポート

詳しくはこちら

事前学習済みモデル
・物体検出(YOLOv3)
・顔認識
・人間の姿勢推定
配置ウィザード
・クイックスタートチュートリアル
・各種ディープラーニングフレームワークに対応
・CPU / VPU /メモリ監視
サードパーティ製 AI SDK
・顔認識
・車両分類
・ナンバープレート認識

このGUIツールキットを利用頂く事で、エッジAIシステム開発の環境構築にかかる工数を短縮。AI処理の組込みと検証・最適化といったエッジAIシスステムの開発サイクルをスマート化する事が可能です。

 

Advantech Edge AI Suite と OpenVINOを使ったソーシャルディスタンス検出アプリのプログラミング・デモ事例

 

アドバンテックテクノロジーズ主催のオンラインセミナーで照会された、九州大学 DEVEL 代表 比嘉様によるAdvantech Edge AI Suiteを活用、Intel OpenVINOを使ったAIアプリ開発のデモです。

 

Intel Movidus VPU(AIアクセラレータ)を搭載した、Advantech製産業用コンピュータ上で動作させています。 事例はWEBカメラからの顔の位置を距離として検出し、かつ、複数人の人物の間隔=ソーシャルディスタンスを検出するプログラムになっています。 Pythonベースのプログラミングで約200ステップ(内50ステップはモデル抽出部)というシンプルなプログラミングで実現できています。

 

Youtube動画はこちら


エッジAI 「VEGA-300」シリーズの主な特徴

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画像解析AI

アクセラレーション

・画像解析AIに最適化

・既存のシステムに容易に統合

・CPU / GPUの負荷を軽減

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電力効率

 

・小型かつ省電力

・エッジデバイスに最適

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「Edge AI Suite」

ソフトウェア

・使いやすいGUI

・異種ハードウェアのアクセラレーション

・リアルタイムの機器監視

エッジAI システムのパフォーマンス最適化
「VEGA-300シリーズ 」のエッジAIアクセラレーション・モジュールには、Intel Movidius VPU(Vision Processing Unit)が搭載されています。このプロセッサ(VPU)は低消費電力でありながら、100Gflops超の優れたパフォーマンスで画像処理を行う事ができます。
 
この「VEGA-300シリーズ」をエッジデバイス(コンピュータ)に組込むことで、リアルタイムの推論およびマシンビジョン処理をVPUで効率的に実行でき、コンピュータ上のCPUとGPUへの負荷が軽減、他の重要なタスク処理に専念する事が可能となり、システム全体のパフォーマンスを効率化する事ができます。

 

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Intel Movidius VPU (Vision Processing Unit)

Intelが2019年11月に発表した次世代VPU(Vision Processing Unit)。高品質画像処理、コンピュータービジョン、ディープ・ニューラル・ネットワークに適した電力効率を実現する専用アーキテクチャを備えているため、最新のスマートデバイス上での複雑かつ高度なビジョン処理に適しています。

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*Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Movidius、Intel OpenVinoは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporation の商標です。

 

 

 

アプリケーション別エッジAIへの要求
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 アプリケーション ロボット/AGV/ドローン 交通監視 相互情報キオスク 医療画像分析 自動光学検査
求められる機能 バッテリー駆動対応、コンパクトで容易に統合可能 低消費電力、高温度対応、マルチストリーミング機能 コンパクトで容易に統合可能、コスト重視 高解像度、高画像濃度

高画像濃度、高いフレームレート

(FPS)

対応製品

VEGA-320

VEGA-330

VEGA-320&

VEGA-330

VEGA-340

VEGA-340

 

VEGA-300シリーズ仕様概要
  VEGA-320_Front_q_300x300詳細はこちら VEGA-330_Front_q_300x300詳細はこちら VEGA-340_Front_300x300_new詳細はこちら
  VEGA-320 VEGA-330 VEGA-340

SoC

1 x Myriad X MA2485 1/2 x Myraid X MA2485 4/8 x Myriad X MA2485

フォームファクタ

M.2 2230 (Key A + E) フルサイズ mini PCIe ロープロファイル PCIe x 4
寸法 22 x 30 x 3.63 mm 30 x 50.95 x 4.86 mm 171. 1 x 68.9 mm
信号インターフェース PCIe x 1 、USB 2.0 PCIe x 1、USB 2.0 PCIe x 4 、Gen 2
温度対応 -20 ~ 60℃ -20 ~ 55℃ -20 ~ 60℃
消費電力 3.8W 3.8W / 7.6W 16.8W / 28W
ドライバーサポート Windows 10 Enterprise(64 bit)、Ubuntu 16.04.3 LTS(64 bit)、CentOS 7.4(64 bit) Ubuntu 18.04. LTS(64 bit)
Windows 10 Enterprise(64bit)

AIソリューション ラインナップ

 


その他のAIソリューション

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産業用アプリケーション向けAdvantech AIプラットフォーム

AI時代の組込ソリューションとして、インテル Movidius AIアクセラレータを採用したモジュールボードや、AI開発環境の構築を容易とするツール類などをラインナップしております。

 

詳細はこちら(製品ページ)

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NVIDIA®製GPUを活用した産業用AI x IoTソリューション

Advantechは他のAI製品シリーズとして、NVIDIA®Jetson™、Quadro®、TeslaといったNVIDIAプラットフォームに対応するGPUを搭載したMICシリーズ、SKYシリーズ等を提供しています。

 

詳細はこちら

VEGA-300_series_top_banner_600x337(3)VEGA300シリーズによる画像処理・エッジAIシステムの実現

既存のコンピュータに容易に接続可能な、M.2、Mini PCIe、PCIex4などのインターフェイスに対応したエッジAIアクセラレーション・モジュールです。(※340シリーズ含む)

 

詳細はこちら


Advantechについて

Advantechは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントプラネットの実現)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AIoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AIoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。

(ウェブサイト:www.advantech.com

アドバンテックテクノロジーズ(ATJ)について

アドバンテックテクノロジーズ株式会社 (略称:ATJ、旧オムロン直方) は、Advantechグループの日本国内拠点として、Advantech製品の販売ならびに、医療設備、ロボット産業、設備産業などのインダストリアル向け電子機器のMade In Japan 開発・製造サービス(DMS/ODM/EMS)を提供しています。Advantechの豊富なAIoT関連製品を日本国内のお客様ニーズに合わせたカスタマイズサービスにも対応し、AI x IoT時代の新たなデザイン・イン・サービスをご提案致します。

 

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