積水化学工業・たけびしとアドバンテック3社にて「製造業DX活用の次の一手」の勉強会を実施しました
積水化学工業にて、製造業DXを活用した未来にむけた勉強会を実施
概要説明
積水化学工業株式会社・株式会社たけびし・アドバンテック株式会社は、積水化学工業京都研究所にて「製造業DXの次の一手」と題した勉強会を実施しました。アドバンテックからはセミナーと実機デモンストレーションを、積水化学工業からはインダストリアルIoT、産業用PCを活用した事例が披露され、3社連携のもと成功裏に開催されました。
積水化学工業について
積水化学工業は、1947年の創業以来、持続可能な社会の実現を目指し、革新的な製品と技術を提供するリーディングカンパニーです。「Innovation for the Earth」をビジョンに掲げ、環境保護と経済成長の両立を目指しています。事業領域は「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」に強みを持ち、高機能プラスチックスや住宅関連、化学製品、医療関連製品、環境関連のサービスを提供を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。
長期持続的な企業価値の向上のため、デジタル変革(DX)を推進しており、その変革になくてはならない「IT/デジタル人材」の育成にも注力しています。
勉強会内容
アドバンテックのプレゼンテーションでは、インダストリアルオートメーション事業部統括責任者である古澤隆秋が、「製造業DXとは」「アドバンテック次の一手」などをテーマに講演を行いました。特に、リモート稼働監視、予知保全、生成AI、PCコントローラPLCなどのデモ展示が注目を集めました。
積水化学工業からは、製造DXの取り組み事例が紹介されました。
コメント
アドバンテック 古澤 隆秋(発表者)
インダストリアルオートメーション事業部統括責任者インテリジェントカスタマーサービス部責任者
製造業DXの推進にはパートナーシップが重要であるという想いをもっています。今回の勉強会では、我々が提供するソリューションがどのように製造現場での課題解決に役立つかを具体的にお示すことを目指し、セミナーおよびデモンストレーションも合わせて実施しました。特に、日本の製造業をとりまく状況をご説明し、DX推進には様々なデータ連携が不可欠で、PCコントローラーやリモート監視技術が、いかに現場の効率化と生産性向上に寄与するかお役立ちできるポイントをお伝えしました。今後も多様なプログラムを提供し、積水化学工業様の発展にむけてたけびし様と3社で連携をしていきたいと考えています。
積水化学工業株式会社 二本栁 京 様
高機能プラスチックスカンパニー デジタル変革推進部
弊社のビジョン「Innovation for the Earth」のもと、DX人材の育成を目的とした部門横断型の勉強会を定期開催しています。勉強会で取り上げるトピックは様々ですが、今回は工場に焦点を当てた内容を検討しておりました。その際、アドバンテック様と弊社製造部門でのIIoTを推進している事例を聞き、他拠点や他部門への良い刺激となるのではないかと考え、勉強会への登壇を依頼しました。勉強会当日は我々の困りごとに合わせて豊富な知見をお話いただき、さらに実機デモにより理解が進みました。勉強会終了後もデモ機の周りで話が盛り上がり、意見交換の場としても大変有意義なものになりました。
今後もアドバンテック様、たけびし様と連携して「製造業DXの次の一手」を進めると共に、今回のような啓蒙活動も継続していきたいと考えています。
株式会社たけびし 石田 匠 様
滋賀支店
ご講演は、お客様の身近な困りごとに沿った内容で非常に身近に感じ、理解を得やすく、特に貴社製品を使う事で困りごとへの具体的な解決策が示され、非常に有意義な勉強会になったと思います。講演を通じて得たおぼろげなイメージを実際にデモ機を使って体感することで、より具体的な理解が深まり、活用方法をはっきりと思い浮かべることが出来た事により、すぐに実践しお客様の生産効率化に貢献することを確信しています。
参加者の反応
- 「産業用PCという選択肢があることを知ることができた」
- 「積水化学工業内部の事例だけでなくアドバンテックからのプレゼンがあり理解が進んだ」
- 「実例や実機デモンストレーションによる具体的な説明があり理解がしやすかった」
好評だったデモンストレーション
I/Oデバイス、ネットワーク機器、産業用PC、可視化ツール(SCADA、産業特化クラウド)、PCコントローラ制御
セミナーセッション
アドバンテックセミナー
積水化学工業事例紹介
展示セッション
デモンストレーション(抜粋)
Co-Creating the Future of the IoT World
わたし達アドバンテックは、AIxIoTプラットフォームサービスを通じた社会課題の解決で豊かな未来を育む事をビジョンとし、業界の様々なエコパートナー企業との共創(Co-Creation) を重視した企業活動を推進しています。