第13回 IoTソリューション展 新たなテクノロジーの活用/エンベデッド・デザインサービス
アドバンテック株式会社(TWSE:2395 東京都台東区、以下、アドバンテック)は、2024年4月24日(水)〜26日(金)に東京ビッグサイトで開催された日本最大のIT・DX展示会 第33回Japan IT Week【春】 の「第13回 IoTソリューション展【春】」に⾃社ブースを出展しました。IoTソリューション展は、製造業、社会インフラ、流通業などの企画・開発、DX推進、生産部門の責任者との活発な商談が行われる専門展です。
今回のアドバンテックブースでは昨年以上に多くの来場者にお立ち寄りいただき、最新の第14世代インテル®Core™搭載製品や、様々なシーンで活用できるエッジAI事例デモなどを幅広くご紹介させていただきました。
アドバンテックブースの様子
会場の入口近くのアドバンテックブース
カタログを用いたボード製品の説明
ナレーターによるブース説明
動画で見るアドバンテックブース
アドバンテックブースのテーマ概要(約2分)
エンベデッドシーンのあらゆるニーズにこたえる
アドバンテックのエンベデッド・デザインサービス
今回はエンベデッドに関するテーマを4つに分け、各テーマごとにブースを展示しました。
① 新たなテクノロジーで製品のイノベーションを加速
(A)2024 新製品 エンベデッド・ラインナップ |
インテル第14世代プロセッサを搭載した様々なフォームファクタのボードや、AMD、NVIDIA、NXP、Qualcommなど多種多様なシリコンを搭載したアドバンテックの2024新製品ラインナップを展示。 |
(B)アプリケーションに合わせた製品選定を |
EV充電ステーション、高度化するロボットやAMR、過酷なフィールドで稼働するシステムなど、特定のアプリケーション毎に、それらに最適なプラットフォームを展示。 |
各プラットフォームのマーケットシェアと特徴
国内初公開のQualcomm QCS6490搭載
OSM Size-L 規格「ROM-2860」
AMRに特化したボックスPC「AFE-R770」
② エッジAIの組込みを加速
②デモ解説動画(03:00)
(A)どれが最適?エッジAIプラットフォームの選択 |
ARM、インテル、NVIDIAなど多様なエッジAIプラットフォームに対応する製品やAI性能を比較するデモなどを展示。お客様のアプリケーションニーズに最適な選択をサポートします。 |
(B)エッジAI開発のパートナー探し |
「製品やシステムの中にAIを活かしたいけど、自社内の開発リソースではなかなかAIの採用は難しい」と考えられる企業様に向け、 物体認識や、AI自律制御などAIアプリケーションの開発を得意とする、アドバンテックのエコパートナーをご紹介。 |
各CPUベンダーごとのAI画像解析の性能を比較
(NVIDIA、Intel、Hailo)
③ 組込み開発をもっと効率的に
(A)部品選定のワンストップ対応 |
組込むのはCPUボードだけではなく、LCD、無線、SSD、DDR、OSなどなど様々な周辺デバイスの選定、互換性とシステムとして統合された状態での信頼性の獲得が必用となります。アドバンテックはCPUボード周辺に必要となる様々な組込み周辺デバイスもラインナップ。親和性の高い組み合わせをワンストップで採用可能です。 |
(B)Time To Market モジュール化された開発プロセス |
SOM(システム・オン・モジュール)の豊富なラインナップと、キャリアボードや周辺システムの統合デザインサービスによって、開発期間の短縮、バリエーション展開や後継機への設計流用など、大切な開発資産の流用性を高めたものづくりが可能となります。 |
幅広い温度に対応する産業用SSD「SQF-CM8 920」
COM-HPC対応「SOM-C350」&
キャリアボード「SOM-DH3000」
5G、6Eなどに対応するWi-Fi モジュール「AIWシリーズ」
④ 安心のものづくりを
(A)リモート時代のエンベデッド ソフトウェア |
アドバンテックのハードウェアと連動したリモート保守・RAS管理のしくみや、各種セキュリティ対応など、実際の活用事例と共にご紹介。 |
(B)デザインサービス 日本に根ざしたものづくり |
グローバル企業のサプライチェーンに対応する、グローバルデザインサービス。日本メーカーの要求に応えるMade In Japan対応の国内デザインサービスなど多様なものづくりのサービスをご提案。 |
医療機器向けパネルコンピュータ「MEB-P200」(左)と
タッチパネルモニタ「IPS-3215」の分解展示(右)
AIモデル・コンテナのリモート実行・停止
NVIDIA Jetson小型AIコンピュータ「AIR-020」
エコパートナーとの共創
アドバンテックはAIやIoTを活用可能なハードウェアのプラットフォームを提供しています。しかしハードウェアだけではお客様に満足のいくソリューションを提供できません。今回の展示では、アプリケーション開発に優れたパートナー様と共創することで、アドバンテックのハードウェアと連携したシステム・アプリケーションを開発いただき、AIを用いた人数カウントやドローン制御、倉庫物品管理システムなどを実現しました。
ワイヤレス電子ペーパー 倉庫物品管理システム
開発パートナー:ファンリード
ソフトウェア開発や運用支援事業、インフラ/ネット
ワーク&サーバーソリューション、宇宙関連ビジネス
に関する各種コンサルティングサービスなど。BtoBの
ITサービスを提供しています。
Co-Creating the Future of the IoT World
今回の出展は、あらゆるエンベデッドシーンのニーズに対応する製品やサービスを皆様にお届けする良い機会となりました。アドバンテックはエッジAIの組込み開発の効率化や、部品選定から開発、リモート管理までをトータルにサポートする一方、お客様のビジネスニーズに合わせたカスタマイズやデザインサービスの提供も行っています。
今後も、エンベデット製品のグローバルリーディングカンパニーとして、最新の製品、充実したラインナップはもちろん、みなさまに安心してご利用いただけるよう、より一層サポート体制を強化してまいります。