TOPICSトピックス

  • ホーム>
  • トピックス>
  • AMD EPYC™ 7003シリーズプロセッサ対応の産業用マザーボード「AIMB-592」

AMD EPYC™ 7003シリーズプロセッサ対応の産業用マザーボード「AIMB-592」

2023/05/08

アドバンテックは、AMD EPYC™ 7003シリーズプロセッサ対応の産業用マザーボード「AIMB-592」を発表しました。

この高性能なMicro-ATXフォームファクターボードは、AMD EPYC™ 7003シリーズプロセッサと4本のPCIe 4.0 x16スロットを備え、優れた演算能力と高いGPU拡張性を提供します。

 

AIMB-592は、最大64CPUコアと768GBメモリ(DDR4 RDIMM6スロット)をサポートし、シリーズ最高の性能を実現します。デュアル10GbE LAN、デュアル2.5GbE LAN、デュアルスリムラインSAS機能(2x PCIe 4.0 x4)を備え、伝送効率の最大化とネットワーク帯域幅の強化を図ることができます。また、M.2 M-KeyとIPMI 2.0によるインテリジェントなリモート管理サービスも提供します。

 

このような機能と特長により、AIMB-592は、データ集約型のエッジ・アプリケーションにとって理想的なソリューションとなります。

柔軟なGPU構成がマシンビジョンの性能を向上

スチール製で強化された4本のPCIe Gen 4 x16スロットとPCIe Gen4のM.2ソケットおよびデュアルスリムラインSASにより、トータル152GB/sの帯域幅を持つAIMB-592は、ダブルデッキGPUカードを2枚増設、シングルスロットGPUカードを4枚増設するなど、エッジにおける機械学習や深層学習アプリケーションに対して多様な拡張性を提供します。

 

高速NVMe SSDに対応するM.2 M-Keyは、応答性と優れたAIコンピューティング能力が求められるハイエンド医療用ワークステーションや高速タイプの試験装置などの利用シーンで活躍します。

64コアCPUと768GBメモリによるパワフルなコンピューティング

AIMB-592は、最大64コア(256 MB L3キャッシュ)の第3世代AMD EPYCプロセッサに対応しています。また、153.6GB/sの高速データ転送に対応するDDR4 DIMMを6枚搭載可能なAIMB-592は、最大768GBのメモリ容量で、高速にワークフローを処理することが求められるデータ集約型アプリケーションで優れた性能を発揮します。

セキュリティ、スピード、そして強力なクラウド接続を実現

EPYC 7003には、AMD Infinity Guard2 によるブート・プロセスを保護、Secure Memory Encryption(SME)によるメイン・メモリー全体が暗号化、Secure Encrypted Virtualization(SEV)による安全な仮想化環境とコンテナの実現機能が備わっています。

 

AIMB-592の8つのSATA 3ポートは、ストレージ容量の拡張を容易にし、医療用ワークステーションや高速な試験装置などの用途において潤沢なデータストレージを提供します。またIPMI 2.0は、機器のセキュリティと監視機能を向上し、将来にわたり使い続けることができる確かなネットワーク環境を提供します。

主な特徴

  • AMD EPYC 7003 プロセッサー Zen3コア CPU対応
  • 128GB DDR4(3200MHz)RDIMMを最大6枚搭載可能
  • PCIe Gen 4 x16を4スロット装備
  • 拡張対応:10Gbe LAN x 2、2.5GbE LAN x 2、BMC管理用1Gbe x 1、USB 3.2 Gen 1 x 4(リアI/O)、USB 3.2 Gen 1 x 1(内部垂直ヘッダー)、SATA 3 x 8、RS-232 x 1
  • スリムラインSAS 4i×2、M.2 M-Key×1
  • BMC: IPMI 2.0対応
  • 組込みOS: Windows Sever 2019, Linux Ubuntuに対応デバイス管理:アドバンテックのWISE-DeviceOnに対応

 

お問い合わせはこちら ▶

関連情報