ハウス栽培の自動制御システム/ 第1回九州農業Weekへの出展
イベント概要
イベント名 | 第1回 九州 農業WEEK |
開催日 | 2023年5月24日(水)~26日(金) |
来場者数(最終集計数 by 事務局) | 17,322人 |
会場MAP | MAPはこちら(PDF) |
共同出展者 | ローレルバンクマシン株式会社、株式会社アリオンシステム |
日本の農業の課題、および課題解決のためのシステム開発
日本国内の農業従事者は減少の一途をたどっており、その7割は65歳以上のため労働力不足が深刻な問題となっています。また労働力を補う農業器具は高額な製品が多く、導入できない個人農家が多い状況となっています。
このような日本国内の農業の問題を解決するために、アドバンテックは共創パートナーであるローレルバンクマシン株式会社、および株式会社アリオンシステムとともに、「ハウス栽培の自動制御システム」の開発を進めてきました。
そして、2021年より福岡県直方市内にある「博多あまおう」を栽培されるいちご農家様、および直方市様のご協力をいただき、システムの実証実験を開始しました。また2022年には、「いちごの自動収穫ロボット」の実証実験も開始しました。
出展目的
今回の九州地域では初開催となる「第1回 九州 農業WEEK」では、ローレルバンクマシン株式会社、および株式会社アリオンシステムと3社共同で「ハウス栽培の自動制御システム」、「いちごの自動収穫ロボット」のデモンストレーション展示を行うことにより、株式会社アリオンシステムが販売開始予定の「ハウス栽培の自動制御システム」を多くの来場者の方々へご紹介し、その潜在ポテンシャルを把握すること、および、開発中の「いちごの自動収穫ロボット」も先行して広く紹介することで、来場者の方々の様々なご意見をいただき、今後のシステム開発にフィードバックすることを目的としました。
出展の様子
展示会場の様子
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展示会場の様子
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展示会場の様子
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「ハウス栽培の自動制御システム」の実機展示
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「いちごの自動収穫ロボット」の実機展示
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3社展示ブースの様子
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3社展示ブースの様子 |
3社展示ブースの様子 |
さいごに
3社チームメンバー集合写真
今回の出展により、「ハウス栽培の自動制御システム」について多くの来場者の方に興味を持っていただき、数社の企業様からは具体的に導入を検討したいとお申し出をいただきました。「いちごの自動収穫ロボット」についてもリリースを期待される声を多くいただき、注目を多く集めていることがわかりました。農家様がなるべく導入ししやすく、長くお使いいただけるシステムの実現を目指して、アドバンテックは共創パートナーと連携することで、今後とも日本の農業の課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
■アドバンテック株式会社について
わたし達アドバンテックは、長年培ってきたIoTの技術を活用し、社会課題の解決で豊かな未来を育む事をビジョンとし、業界の様々なエコパートナー企業との共創 (Co-Creation) を重視した企業活動を推進しています。今回の農業Week展への出展のように、アドバンテックは日本の農業が抱える課題に対し、エコパートナーとともにお互いの得意とする技術を融合させることで、課題解決に向けたソリューション提案を継続しておこなっていきます。(ウェブサイト: https://blog.advantech.co.jp/)