Advantech COVID-19への対応 / 公式Webサイトで関連情報を掲載開始
2020年2月12日、Advantechは新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延に対応するため、AKMC(Advantech 昆山製造センター)の営業再開および生産復旧、ならびに中国本土全域の事業所の営業活動に関連する情報を、公式Webサイトにて本日より定期的に掲載いたします。
加えて世界中の従業員の感染状況も公式Webサイトにて更新いたします。これにより、Advantechのパートナー、顧客、および従業員は、世界各地にまたがるAdvantech系列会社の企業活動の状況およびCOVID-19への当社の対応に関するすべての最新データを入手できます。
現時点(2月12日)でAdvantech従業員の感染報告は無く、中国に滞在する多くのスタッフは在宅勤務を再開します
Advantechの従業員は世界中に約8,000人おり、これまでCOVID-19の感染者は確認されていません。しかし約3,400人の従業員が中国に滞在しており(直接雇用および間接雇用を含む)、多くは昆山の製造拠点に勤めています。その他の従業員は北京、上海、深セン、広州、西安、成都などの都市に滞在しています。
ウイルスの蔓延を防ぐための中国政府の措置に従い、当社の企業活動の再開決定は、まず地方自治体によって承認されなければなりません。これまでのところ、Advantechの北京、上海、広州の事業所は営業を再開することが許可されています。ただし、従業員の安全を確保するために、一部の従業員は2月10日から14日まで在宅勤務をします。他の事業所もすでに地方自治体に営業再開の申請を提出しており、再開の許可を待っています。
中国全土がCOVID-19の猛威に晒される中で、AdvantechはWeChat Groups(中国で利用者数No.1のメッセージアプリ)やABLE Club(Advantech社員が参加するスポーツ・文化交流クラブ)などの社内外のプラットフォームを介して、従業員を守るために常に万全の態勢を整えており、外出に関する勧告および予防措置は、様々な伝達ルートとプラットフォームを通じて周知されています。こうした情報伝達のプラットフォームおよびルートは地方自治体によって、市民の予防状況を調査するために利用されています。
従業員の安全と健康を最優先事項に据えたうえで、AKMCは2月下旬から一部(30%)、活動を再開する予定です
昆山と台湾にあるAdvantechの製造拠点は、社内の全製品ラインを担っており、各拠点が単体で社内全体の生産能力の半分を占めています。日本の製造拠点(ATJ)は、主に開発・製造受託サービス(DMS/ODM/EMS)やConfigure-To-Order-Service(CTOS)に注力しています。幸いにも、今のところ台湾と日本の製造拠点は通常どおり稼働しています。
当社にとって従業員の感染予防、健康維持こそが最優先事項です。ゆえに万全の予防策を講じたうえで、当社は2月下旬から昆山での生産を一部再開し、3月から徐々に通常の稼働体制に戻る予定です(昆山の地方自治体による承認待ち)。 同時に、台湾の製造拠点は、Advantechのグローバル事業への全体的な影響を軽減するために、短期的な生産ギャップに対応して、生産能力を増強します。
本日より、Advantechの各製造拠点の生産能力および従業員の健康状態に関する最新情報を、毎週火曜日と金曜日の14:00に顧客、パートナー、従業員向けに掲載、更新します。
AdvantechのCOVID-19に関する情報はこちら(公式Webサイト)
(Advantech Data Platform:https://www.advantech.com/resources/news/2019-ncov)
Advantechについて
Advantechは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントプラネットの実現)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AIoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AIoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。
(ウェブサイト:www.advantech.com)