SMARCモジュール NXP i.MX8M ROM-5720 を発売
次世代マルチメディアアプリケーションに対応
マシンビジョンとマルチメディア向けの優れたグラフィックス性能
ROM-5720は、NXP i.MX8M SoCを搭載しています。このSoCは低消費電力での処理を実現するために、最大4つのARM®CortexTM-A53と、汎用のCortexTM-M4コアプロセッサを備えています。これにより、Cortex-M4のサブシステムが低電力でリアルタイムシステム監視を実行している間に、ARM®CortexTM-Aコアの電源をオフにできます。
また、Vivante GPUは、最新のOpenGL ES、OpenCL、OpenVG、Vulkanをサポートし、高度なグラフィックスや、ディープラーニング推論などの高速化された計算ワークロード(作業負荷)を実現します。
他にも、ROM-5720はHDMI 2.0(4096 x 2160 @ 60Hz)でのディスプレイ出力、マルチディスプレイ用の1 x 4レーンのMIPI-DSI、およびMIPI-CSIに準拠した2つのカメラ入力に対応しています。これにより、高解像度ディスプレイを提供でき、様々なマシンビジョンとマルチメディアアプリケーションのカメラ要件を満たすことができるのです。
高速接続インターフェース
多様なアプリケーションの柔軟性を拡張するために、ROM-5720は、デュアルUSB3.0、デュアルギガビット・イーサネット、PCIe2.1、4つのRS232などの様々な接続インターフェースに対応できます。
例えば、高速ストレージ、カメラ、ワイヤレスモジュールなどの周辺機器を拡張するための効率的なインターフェイスを提供することで、タッチデバイスやレガシーデバイスと連携して、セルフサービスキオスクやインタラクティブなマルチメディアアプリケーションを強化します。
主なアプリケーション | ||
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付加価値の高い組込みソフトウェアサービス
AIM-LinuxサービスAIM-Androidサービス
Advantechは柔軟で親身な長期サポートで、LinuxおよびAndroidの "allied, industrial, and modular”(AIM)フレームワークのソフトウェア開発を促進します。このAIM-Linux & AIM-Androidサービスは、事前検証済みの組込みOSプラットフォームと、産業に特化したアプリおよびSDKを提供します。ユーザーはこれらを使用することで、垂直的なソフトウェア開発に集中するために必要な、組込みソフトウェアツールを容易に選択できます。
ROM-5720の特徴
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Advantechについて
Advantechは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントプラネットの実現)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AIoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AIoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。
(ウェブサイト:www.advantech.com)